[彼女>>233と聞けば、へぇと胸奥で呟く。
ダーフィトには体格や声では判断が付かなかったものだから。
しかし、トールから声が上がれば、
そちらへと目を向けることになっただろう。>>234]
カークが見張ってるんなら、二人とも寄生されていたなんて
アンハッピーなことを考えない限りは、少しは安心だろ。
[カークの言葉を受けて口を開いた、後。
アリバイについてトールから話>>235があれば]
俺もトールと別れた後のアリバイはないな。
――…ああ、強いて言えば、第一エリアに居た。
ま、保証してくれる人間はいねえが。
[上着を近くの椅子へ引っ掛けてから返事をした。*]