あっれー誰もいないな。つか……これやばくない?[広間へ戻るとそこには誰もいない。ただ伽藍とした広間が激しいブリザードに揺れている。窓を叩く風雪は今にはその膜を打ち破りそうだ。カークは地下では感じなかった怖れを強く強く感じていた。]