―緑の聖殿―さって、と。それじゃ改めて探索するかぁな。[大事なものは矢張り奥だろう。聖殿の長い通路を進んでいく――――と]……ん? なんだありゃ…[前方。祭壇を護るように、翼の生えた馬に跨る騎士がいる。全身緑色の鎧、右手にはハルバード。そいつが――こちらを、ギンッ、と睨みつけた。フルフェイスの鎧の合間から、眼光が緑色に鋭く細まる]あー…もしかすると、当たり、か?[腰の太刀を抜き、タイガは口の端を楽しげに緩めた**]