──一方その頃・第3エリア倉庫近辺──
[偽りには真実を織り交ぜよう。
そうすれば偽りは真実のように見えるから。
拾えた単語の意味は分からなくとも
彼に関わる何かしらなら。
信憑性はましたかと期待したい]
ああ、そうさせて貰う。
ストレッチャーか……。
それで、休めるところに移動しよう。
私についていても、
決して人狼は探せないからな?
[だろう?と、顔を上げて青い顔ながら
笑みを浮かべてみせた。
医務室の場所も、メインサロンも
ドロイドに任せればたどり着けるだろう。
ドロイドがストレッチャーを運んでくる。
彼かドロイドかの手を借りて立ち上がり
それに乗ったなら]
疑って、すまなかったな。
[ひらりと手を振り、ストレッチャーへと
横になる。
だが、青い顔ながらビシィと拳突き上げ]