― 異世界体験 ―[事はトントン拍子に進んで、異世界体験の日。2人で学園の地下室にやってくる。ラフな様子のアイリとは裏腹に緊張とワクワクで私は肩を張っている。]あ、確かにそうだね頼りにしてるばっかりじゃダメだもん魔力の使い方も練習しないと[触手とか言い出したアイリにはぱしんと痛くない突っ込みを入れてから、初めて使う力にまた緊張し始める。呼吸を整えると、覚悟を決める。]