もしものために――…必要、だよな。[>>236 男が旅路を共にした『相棒』。それは二度と、この手に納まることはない。あの騒動で壊れてしまった『相棒』の変わりに押し付けられた長銃は、手入れこそしているものの、使うことなど無かった。――使うことがなければと、思っていた。けれど。][*大切なひとを護るためならば、再び、この手に*]