――っと、この声は……[ディーターとほぼ入れ違いだったろうか、耳慣れた従業員の声>>229に、ぱたぱたと玄関へ向かう。] おはよう、ヤコブ。[見たところ、下山の用意を整えているようでもなく。 ほうっと安心したように息をついた。]