人狼物語−薔薇の下国

407 ルー・ガルー戦記 9 〜ラモーラル辺境戦


独立解放軍副将 マーティン

[――――斧と剣が、覚悟とともに交錯する。] 

 ………ほォ、なかなか

[白刃の攻撃を受けるがため、真正面から斧を構えた。
キンッ、と鋭い刃の音が平原に響く。
巨大な斧に確かな手応えを感じる。
まだ若く、身体つきもマーティンよりは細いのにも関わらず、その力に内心驚いた。
構えるのがあと少し遅ければ、確実に怪我を負っていただろう。]

 しかし、―――そんなンじゃここは通れねェよ!

[>>214 内に抱える焦りと不安が、クレステッドの太刀を鈍らせていた。
その白刃を弾くようにして、斧を振り上げる。
態勢を崩したクレステッドの身体目掛けて、そのまま真っ直ぐ斧を振り下ろした。
まともに喰らえば致命傷を負うのは確実だ。
しかし、その大振りの斧は傷を与えることなく、大地を大きく抉るだけに留まった。]

(239) 2016/02/12(Fri) 00:58:44

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby