[それから、ベルティルデとは幾らか話したか。二人組と別れる段になれば] 俺はダーフィト。この船のクルーさ。 食事に精を出すのなら、幾らかオススメ出来る店がある。 もし、アンタが興味があれば。連絡をくれれば、いつでも。[胸のポケットから取り出したのは旧式の紙媒体。書かれているのはダーフィトの連絡先の数字の羅列だった。] それじゃあ、いい旅を?お客様。[念のため乗員の義務というやつを果たして、背を向けた。*]