人狼物語−薔薇の下国

238 奪還試験


闇の精霊 ルートヴィヒ

[小声で言葉を吐き出すと、闇手が影から生まれて着衣を整えた。
ふわりと彼女の肩にも白い外套を掛け、露出を隠す。
月光で編んだ布地は軽く、光沢を持つ純白が彼女を引き立てる。]

 別つことなく、傍らに。
 ―――…我が情熱、可愛い人。

 貴女は私の、離れがたき、愛妻。

[エスコート染みて取り上げた指先に、吐息を掛けて恭しい仕草。
傅くように見えて、内心の支配欲を隠す。>>226]

(239) 2014/08/17(Sun) 16:11:25

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