― 空の帰途 ―……ったく。[海精軍の拠点からある程度距離を取った、と思えた辺りで、口をついたのはどこか呆れたような声]一体、どーやって出てくんのかと思ったら……普通に無茶だろ、あれ。[自分も確かに無茶はする、けれど。さすがにあれには負ける、と思った。他にも言いたい事はなくもないけれど、今はそっちは押さえ込んで]