― 市街地跡 ―
ラムスドルフ少佐の勇猛と、その献身を無駄にするな!
我らの目的は達した!速やかに本隊へと合流しろ!
無理に敵を追うな!足止め程度で戻れ!
逆に深追いしてくるような奴らは叩き伏せろ!
[本来であれば殿を務める事も辞さないが、今は小麦粉馬に背負った状態だ。中央よりに位置し馬を走らせんとする。
>>193ウェルシュからの進言があったのはその最中だろうか。]
そうだな、すまない。
[思い出したように通信機に音を入れると、向こうからは雑音交じりの戦火の音が聞こえてくる。そして>>193殿の請負には頷く。]
任せる。
……技官の事については向こうで改めて聞く。
死ぬんじゃねぇぞ。
[そう返し走り出そうとして。]