そっか……だから、あのとき……。[賢者の星鏡で感じた感情の奔流をあのとき見た哀しげな白い星の光を思い出していた。あの想いに触れてなかったなら、今のシェイの話をどう捉えていただろうか。少なくとも、今の自分には、涙が零れ落ちるのを止めることができずにいた。]シェイ……。ううん、永未。つらかった、ね……。つらい話、なのに、話、してくれて、ありがとう。[しばらく泣き続けていた**]