――ラバルとのお見合い>>219――
[ラバルの母方の目に見えた呆れた色]
(やはり無理か...)
[不機嫌が見えて気を落としかけたとき、リヒャルトは微笑み私の傍で声が胸に響く。]
え···?
[後ろの母とは相反する笑顔、式の流れに私の胸はぱあっと華やいだ。]
半年·····では半年後に式としましょう!
[驚いた、ドキドキと心臓が五月蝿い!黙れ高鳴るな!
アイリは自制に追われた。
嬉しい
こんな私でもこんな機会に巡り合うなんて――――]
や、約束しよう。時間は作る。しかしその……
[気になるのは後ろの貴婦人、その手をとっても良いのだろうか、最後に躊躇い。あげかけた手が自分の胸をきゅっと掴み不安の目でリヒャルトを見つめた**]