人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


元軍将校 ガートルート

んー…。

[上手い言葉を探して考え込むように、がりがりと頭を掻いた。
この時はまだ短い髪は無造作に跳ねて。]

……俺も、いつか開国は必要だと思ってる。

[ぽつりと呟くのは、現状の地位を思えば以外に聞こえるだろう本音。]

不満は無いが、この国は狭くて概ね平和だからな。
千年前に比べてずいぶん島に人は増えた、このまま増えすぎて島から溢れる前に、外へ行き来出来る道は開いておいた方がいい、って思ってる。

[もっと具体的に言えばいつか将来的にくる資源難に対応するには開国した方がいい、というのが根拠の軸になっているのだが、細かな事は言えず、漠然と考え思っていた事が口から出た。自分が説明やら説得に向いていないなとはしみじみと思う。]

でも…そうだよな。
今の王府の連中が開国するなんて道到選ばないよなぁ…。

[叶うなら王府がその道筋を立てるのが一番だとも思っていたが、それを成す術は残念ながら軍人には見出せない。]

(238) 2015/03/07(Sat) 23:57:52

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