[リーゼロッテはいつのまにか客間に来ていたようだ。うとうとしたあたりまでは覚えていたのだが、鴉達が運んでくれたのだろうか][枕元に佇む鴉の目が、現在の得点を伝えるように冷ややかな眼差しを送る]えっ、…やだー! 今のうちにもっと練習しておこう。[リーゼロッテに宛がわれた部屋には、故郷の樹木である樫の木で出来たダイスが用意されていた]なんだろう。手に馴染むね。えいっ【 D 】【 G 】【 R 】【 E 】【 E 】【 G 】