[>>219笑み漏らしながら紡がれた言葉に、自分がじろじろと彼を見ていた事に気付き。]……失礼しました。[僅かに彼から視線を逸らして謝罪する。不躾な視線を咎められなかった事にはそっと息をついて。初対面の相手に向けられた「嫌いじゃない」という評が賛辞である事は分からないが。野茨公にも向けられたと知れば、微妙な顔をするかもしれない。男が抱いたアレクシスの第一印象は妙な男、だった。]