……俺はなぁんの変哲も無いちっさい星にあるちっさい町から来た、しがない流れもんさ
危険種の事なんざ何にも知らねぇよ
まぁ、もし俺の事疑って声かけたんなら
「第2エリアに目付き悪くて不審な奴がいる」
って、クレメンスに知らせみりゃ早いと思うけどな
多分あの人、人を見る目あるだろうし?
[荷物運びを手伝いながら、凄く曖昧な答えを返したと思えば
敢えて場所まで口にした妙な提案をしてみせた。
焦らずとも”遊び”に決着をつける時は来ると思うのだが……少しでも不審に思われてる節があるなら利用してやろうと思った。
”遊び”の決着がつく前に他からの介入により標的が死んでしまう事が稀にあったから、その対策にと考えての行動だ。
……まさか別所では、若い警備員と元警備員の衝突により穏やかではない事態になっているとは全く気付いていないのだが。>>192>>213]