[聞いたことを頭の中で練り、考え、言葉にしつつも議事録兼日記に書きこんだ、文字を1つ1つ、シモンに尋ねられたならば>>234都度、話を中断しつつ] ああ、これは”うらないし”で、 ”まいばん” こっちは”ひと”、こっちは”おおかみ”[などと、説明してゆくだろう――彼がニコラスに近づくのなら、それを視界の端に捉えつつ話を続け、また他者の噺に耳欹てるだろうけれど]