― 現在・戦場 ―[体を捻った直後に耳に届く、飛沫の音>>225。 警戒に一瞬体は硬くなるが、攻撃の勢いを止めることは出来ない。 果たして、攻撃は確かに相手の体を掠めるが。 命中より速度を重視したためか、一瞬の硬直が災いしたか、強く返る手応えはない] もう一歩……![消えた水柱>>231を横目に、更に踏み込むべく姿勢を変えようとするが、回転の勢いと伸び切った体勢が手間取らせる。 その間に、足元へ向け放たれる術]