灰考察です。
ロー・シェン
影が薄い。密使とは秘密の任務をもって、密かに遣わされる使者のことで、EDFの最初の殉職者になろうとも誰にも気付かれないであろう儚い存在である。
ディーク
日々の走りこみによるトレーニングは欠かさない。戦闘班である誇りは高いが、初日にあっさりとオカマに改造されているあたりを見ると、「男は外で働くべき」という未だ根強いジェンダー思想に対する不満を募らせているようだ。
マリエッタ
趣味の伝言ゲームが高じて伝令兵に。しかし学生時代の伝言ゲーム部の悪習である、「わざと内容を間違えて面白おかしく伝える」という癖が抜けきらず、薄い月給を細々切り崩し、コンビニの安スイーツで自らの幸せを誤魔化している。
トール
女性の裸が見れるからという理由で医学の道を志した変態。以前カルテの半数が紛失する事件があったが、彼が男性のカルテを記録していないだけであると判明し、一件落着した。何故それまでカルテが少ないことに誰も気付かなかったかというと、女性のカルテを必要以上に書き込むせいで、量が多く見えたせいである。その後、全てのカルテが消失する事件があったが、特に問題にならなかった。彼は泣いた。