あ、遊んで来たわけじゃねーよ、鍛錬だ!あと、上空哨戒もやって来た![すぐに反論するものの、『勝手に』の部分への否定はなかった。できない、ともいうのだが。淡い紅はやや不安定に彷徨いつつ、さて、どうやってここを切り抜けるか、と。思考はそちらへ向いていた──恐らくは、無駄な努力だが。*]