人狼物語−薔薇の下国

383 【SF人狼騒動RP村】 Sleeping Silver  Sheep  〜 猫と兎も 勘定に入れません 〜


聴く人 シメオン

[かつて、私はお前に語った。

“一番右の月に あかりが灯るのが見えるだろう
そのあかりの導く先に、“ネオ・カナン”があると聞く。” 

我らシケムは、『地球』のふるい言葉にいう“狼”に似ながらも、お前たち“人”めいた姿をしている。
お前はこの目を、あのあかり――星に、似ていると言った。
いのちは星の上でのみ培われたものではなく、宙より落ちた手のひらが撫でたがゆえのものである――パンスペルミア――それが正しい説であるかは、わからないが。
いずれ、どこかで同じ祖を、持つ者であったのかもしれない。

  
 “その星に住まう 赤い目の はらからは
  既に消え去り 久しいという
  この星もまた 訪れたものたちの手で 
  じきに変わりゆき
  多くの者が 滅びゆくのだろう”
  

“ガルー”に食い破られる前、『既にあの村が滅びかけていた』ことを思えば。
我らが行く末は、知れた。]

(236) 2015/10/19(Mon) 21:24:59

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