[端末から音がしたのは、そのとき。届いたメッセージを開けば、ガートルードの名がある。良かった無事だったと、ほっと息をつき、本文に目を走らせる。] ん……、さっきの報告のことかな?[暫く前に第二エリアの状況やベルガマスコ議員のことを報告した、あれかなと。他の心当たりを思いつかずに、そのようなことを考えながら、手早く返信を打つ。] 『今、第三エリアでドロシーと一緒にいます。 体調がすぐれないようなので、護衛中。 彼女の安全を確保したら、向かいます』*