[物腰丁寧な姿勢、教養の整ったその話し方になるほど、外務官として選ばれるだけある。
アイリは多少警戒していたものの、協力的に彼の目から見た>>212>>218とウェルシュ王子のことを聞くとその知見の深さ、彼の王子に対する信頼、そしてアイリには理解出来なかったウェルシュ王子が兄君を差し置いて"なぜ支持者がいるのか"が見えてきた気がした]
・・・なるほど、フィオン外務官
あなたはこの国で信用に足る人物だ。
王子への忠誠も然ることながらしっかりと見ている。
とてもわかりやすかったありがとう。
[隣でカップに口を付けるドロシーの様子を見て、アイリも少量を口に入れる。彼女は黙って話を聞いている。
これから手元で活躍してもらうならば、こう言う場も経験になるだろう。]