(>>214)[暫く黙って見つめ合う形になったが。まぁその顔色や佇まいなど見れば、自分の考えは懸念なのだろう。口の端の笑いを敏感に察し、僅かに眉を潜めた。]軍は器官です。明確な意図で運営されなければ、唯の凶器にしかなりません。好き好きではなく、そうあるべきもの、とわたしは考えています。[わたしは、と言った。これは軍に居る限りの自分の誇りだ。軍人家系の4人兄妹の末子なら、そちらに進む事は特に期待されはしなかったが、自分の氏族が賭した、その意図、を司る場所を目指したかった。もっとも]