[月光の下、>>213相棒の瞳にも涙が光る。
覚えているか、と問われたのは、世界樹に飛ばされていた時の事。
レオと二人語らった記憶はまだ鮮明で。]
――勿論覚えておりますとも。
そう、私の言葉、お役に立ちましたのね…。
[呟くように零す言葉。
己が力を激しくぶつけ合った試練の事を思い出せば、実感と共にじわりと胸が熱くなる。]
レオは此処に来てからとても成長しましたもの。
私、それを隣で見ている事が出来て、とても嬉しかったですわ。
[>>214異界で得難い経験と仲間を得た彼女は、元の世界に戻ってきっと素敵な女性になる。
それを隣で見られないのは寂しいけれど。]