[――…人狼に食われる方がいい、と紡いだ口元を見ていれば青年の笑みはより深くなったけれど。
続く言葉>>226を聞けば、そんな事もあるもんかねえと内心呟いたのだった。
…それでも、聲を聞けないにしろ、口にする考えは通常のヒトのものではない、と理解する。]
――…それ以上は、内緒。
[勘付いたのかどうか、何かを紡ぎかける唇へとそっと指を置いては直ぐに離し。]
…あんまり長居すると、心配されるぜ?
[そう言い残して、ひらりと身を翻したのだった。
引き止める声が無いのならそのまま倉庫から外へと出て行っただろう。]*