[肩を竦めるヨアヒムにアルビンは小首を傾げた。ヨアヒムがオットーに違和感を感じているとは思っておらず何故そんな事を気にしたのかと不思議に思って>>195。
だけどもオットーから意見が返ってくれば>>197、直ぐそちらへと意識が戻される。]
ああ、そうだ。人の手でこんな傷をつけるのは無理だと思う。
……オットーは人狼を信じているんだな。処刑にも、その、反対していなかった様だし。
[昔からモーリッツの話しを熱心に聞き人狼を信じている様だから不自然とは感じていなかった。むしろ、モーリッツの話しに否定的であるのに今はそうではないアルビンはオットー達はどのように思っているか。
そう、オットーを疑っているというよりも、ゲルトを初めに発見した時にオットーが震えていたのを見ていたから>>48。
優しいオットーが処刑に賛成したのには驚いたが>>111、本当は人狼や処刑が怖いのではないかと心配していた。
はっきりと心配しているとは口に出さないが、横目でチラチラとオットーの様子を窺うアルビンから気持ちは伝わっただろうか。
或いは、疑心暗鬼の身ならば。自分を疑っている?と思うかも知れないが。]