ダンクラード様の後を追うことも考えたのですがね。大勢いればそれだけ発見されてしまいますので現実的ではないですしね。
[もし誰もいなければ馳せ参じる選択をとった可能性が高いがそれもまたない]
フォスターさんがついていったようですので、私は安心して残ることにしました。
フォスターさんには感謝をしていますよ。フォスターさんからすればいらない感謝でしょうけどね。ほっほっほっ。
[公には死んだものとして扱うような暗黙の了解が出来上がっているが、両者の遺体がなかったことによること。乱の後、逃走経路を予想し密かに人通りを見張っていたとは口にしない]
ああ、貴方に感謝はしていませんよ。王国との交渉とその後のかじ取りは相当苦労したでしょうが、自分で行ったことですからね。むしろ協力した私に感謝してほしいぐらいですね。
[ほっほっほっと多少の恨み言を向けながら、おどけたように笑う]