崇高!使命!心情!!ふ、ははっ!!
なんや、オマエそんなん大事にしとんの
わからんなぁ。わからんよ。俺は龍人族でも異端やし
高貴さもプライドもクソ喰らえや。楽しみだけが生きがいやし
そんな腹も膨れんカスみたいなモンに魅力は感じん
[魅力を感じるとすれば、今目の前に居る彼女を嬲る事だけ。彼女の言葉も気持ちも、何一つ自分に響かせる事は出来なかった。
最初から説得をする事も、理解させる事も不可能だとわかって彼女がその言葉を口にしたとするならば。きっと、心の芯は立派なのだろう。
だからこそ、壊したくなる。へし折りたくなる。]