[偶に見た目以上の年月を感じさせる
言動をすることもある友人ではあるが、
年齢不詳の振る舞いが気にならずにいられるのは
ツンデレなどという俗語を投げかけた反応>>212からも
容易に見て取れる、愉快な反応が時折見られるからで。
不思議な奴だよなあとは口に出さず
薄赤いカークの顔を見上げて、からからと笑った。]
デレなー。文句言いながらも茶を汲む時とか?
――…健康健康って、お前は俺の母親か何かか!
自分で自分に無頓着なのは、何分と悪い癖でね。
ま、感謝してるよ。医者としてのお前には。
[そっぽを向いてしまった友人へ尚も目線を注いで
ダーフィトにしては珍しく真面目な顔で呟いただろう。
聞き返されたとしても、二度と同じことは言わなかった。]