― まどろみのなかで・伸ばした手 ―[ぶちまけた文句に、いつもの切り返しがくる。>>210並べられる言葉も、まったく変わらなくて。>>211だから困惑する彼の様子に、こちらまで戸惑った。>>214] シェルティ?[いつだって自信揺らがず、涼しい顔でなんでもこなしていた彼。なにをためらっているのだろうかと不思議に思う。]