人狼物語−薔薇の下国

525 ルー・ガルー戦記 11 〜カーマルグ半島帰属戦〜


王国軍部隊長 セルウィン

[あちらは鍛え方が違う、とは勿論承知の上だ。
 不安げな副隊長を納得させるため、少しだけ表情を和らげる]

 何もフルで戦い続けようってわけじゃない。
 盾兵が上手く抑えになってるのを確認したら、俺も退くつもりだ。
 少し遅刻するくらいなら、ギデオン様も大目に見てくださるだろう。

[その言葉に、副隊長は『絶対ですからね!?』と念押しした。
 彼が隊員への号令をかけ始めたのを見ながら、セルウィンはまだ体力の残っていそうな兵を10名ほど選んで、隊後方を回り西側の盾部隊の方向へ急いだ。
 もっとも騎兵と比べれば、遥かに遅い速度ではあるだろう**]

(234) 2019/11/03(Sun) 18:16:31

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