…………[ベッド脇から伸び上がるようにして少年の顔を覗き込む。熱のためか、赤ら顔で少し苦しそうにも見えた] はやく、よくなるといいね。[氷嚢が乗せられた額の近くに、ぺたりと己の手を乗せる。額に触れながらの願い。自分にも出来ることをして、意識の無い相手に微笑みかけてから静かに部屋を出た]