[カードを見つめていると、ステファンの母親から、見舞いに来た友人が置いて行ったものだと聞かされた]ディーク…ああ、知っています。士官学校の先輩で…。…そういえば、彼はたまに、私とステファンを見間違えていたんですよ。[彼意外にも見間違える人がいたんですよね。髪の色以外、似ていないと思うんですが。肩をすくめてそう付け加えると、彼女の表情が少し和らいだようにも見えた]