人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


貴族 クレメンス

― 回想・五年前 ―

[ 友への返信は出来なかった。それが約束だったからだ。代わりに、男は、これまであまりしたことのない巫女姫への献上品を王府へ届けた ]

[ 恐らくは彼女の誕生日の祝いという名目だった筈だ。

贈られたのは、古い小さな木箱。それは蓋を開けると、鮮やかな色彩で異国のおとぎ話の1シーンが描かれたオルゴール。
オプティモの海岸に時折流れ着く、結界の外からの漂流物の一つだった ]

(233) 2015/03/13(Fri) 07:36:55

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby