とりあえず、補給が必要ね。ふふふ……血気盛んなどと、決めつけだったわ。こんな事をされるなら、求めるのも当然……相手も不運であっただけね[覚束ない足取りのまま、部屋の外へ出る。行く宛のないように思えるが、その足は<<曜変天目 リエヴル>>のいる場所へと向かっていた。その首には、左の吸血痕以外に右にもうひとつ―――*]