― 宿屋1F(旧酒場) ―
[なんとか無事に辿りつけたようだ。
宿屋…昨日まで酒場でもあった場所に着けば。
1F酒場の隅っこの方で紅茶でも飲もうと。]
わふぅ…?
(アヴェ…?)
[1Fには酒場の店主だった者の姿は無い。
その代わりカウンターに置いてある1枚の紙切れに気付き(>>#0)。]
『わふふわっふわふ♡』…!?
(『あたしを探してね♡』…!?)
[胡散臭い…!果てしなく胡散臭い……!!
残されたメモをぎゅっと握りしめ。
ふるふると身体を震わせながら、ひとまず紅茶は自分で用意すべく厨房へと。
そこには誰かいただろうか、ニット帽と尻尾は隠しているお陰で異変にはすぐ気付かれないとは思うけれど。*]