だが、ありがとう 実態がどうあれ俺はお前を親友と思っているよ 今は――これからもお前を忘れずにいられる気がしているんだ その言葉の全ても、忘れまい[低い唸り声が広間の床から響いた。人形の傍らに生み出されるのは半透明の、巨狼の写し身] お前を殺すのは 辛いな