……君に触れても、いいかい? ああ、これは「命令」じゃないよ。 君に、『許可』を求めているんだ。 君は、「いや」だと言ってもいいんだよ。[主の希望を奴隷が断れないのは分かっているから、そう説明して、敢えての許可を求める。彼女に否のなければ、愛おしむように優しく髪を撫でてから、そのまま両腕で引き寄せて、罪悪感と愛情の両方を込めて、ぎゅっと強く抱きしめよう。]