人狼物語−薔薇の下国

184 吸血鬼の共存試験


血織りの主 エレオノーレ

[唇を尖らせた音には気付いていないように反応なく、
 少女らしく甘い物を強請る声の方に頷いた>>219

 甘い物なら、……あの辺りかな。

[賑やかなマーケット、夜の街路に行き交う人間達は
 酒盛りで出来上がった労働者達であったり、
 寄り添って歩く恋人達であったり。
 その中に浮いた、時間を止められた二人であったけれど]

 いや、良いよ。

[好奇心に任せた食べ歩きの経験など、ついぞなかっただろう。
 こうしていると、やっぱり彼女も子供だ]

 美味しい?

(232) 2014/05/10(Sat) 22:07:26

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