[かくして、それから200年程の間は時折現れて鱗を持ち帰ろうとしては、弾き飛ばされるという光景が繰り広げられたのだった。やがてこの子供が、魔王を世に放つとは、彼の竜も想像しなかったのであろう。解っていたとしてもどうなっていたかは、今となっては知るよしもない**]