―現在・獣道―[>>184 変わらず表情を見せないユーリアだったが、大丈夫という彼女の言葉にうなづき。]…よかった。[僕も少し驚いちゃった と、肩をすくめた。]たしかにユーリアはお姫様みたいだけど……浪漫とか、よくわかりません…。[>>192続くおっかねーには無言で同意を示すだけに留め、隊列を戻す彼を見送る。]魔を滅せんがために…――。[>>213副隊長の声を口中で繰り返す。それで間違いない。そこに、間違いなどあるはずがないのだから。]