思ったよりも強い薬? わかった、気を付けるね。
[まさか、カサンドラがお店で眠ってしまうほど、
効果抜群とは知らぬまま。注意事項に頷いて。]
[カサンドラが、かつての助けを求めた空色の瞳の少女>>2:388
をカレルに重ねて、同じ色の瞳が“また曇ってしまわないように”
と思ってくれている>>2:398とは、
知り得る術のないままだったけれど。
もし知れる機会があったなら、エゴなどと思うはずもなく、
心から感謝し、いっそう彼女を慕っただろうと思う。
彼女の淹れてくれる心安らぐような香りのお茶をのみながら、
ゆっくり話でもできたら、どんなによかっただろう……。 ]