[セルウィンに招かれ、数多くの資料が散乱する部屋の中へと入る>>225。
数多くの資料が散らばる中、関係のありそうな資料を無意識の間に目で追っていた。]
いや、少し肉体労働をしてきたところだから大丈夫。
ありがとう。
[礼とは裏腹に、彼が淹れてくれたインスタントコーヒーには未だ口をつけずにいた。
毒見がなければ飲めない程には警戒している。]
話か……そうだな。
君の研究内容のことについてなんだが。
アレクシス先生が、詳しいことは直接本人に聞くようにと言われていたからな。
……どのような研究をしていて、
何か役に立ちそうな情報はあるのか、と。
[此処は個人部屋。船内個室の防音対策完備されている。
一般人の話し声程度では漏れないはず。
彼が協力者だと知ることが出来れば、己の警戒は直に解けるのだが。*]