[乗員――フィオンとの繋がりはそう深くはないが、
緊急事態の通信に対する明朗な受け答え>>1:57を見る限り
失くし物をもう一度失くすような性格とは考え難かった。
ダーフィトは常の癖で煙草を取り出そうとして、
中身が切れていたので箱だけをぐしゃりと握り潰し、
…そのまま、考える。
フィオンを信じるのならば、人狼はどこにいる?
カークの検分はダーフィトも眺めていたが、確かだった。
しかし、死亡推定時刻は幅が広い。
時間で容疑者を絞るには至らないだろう。
他ならぬダーフィトも、トールと分かれてからは一人で居た。]
…だな。というわけで、だ。
俺は今のところフィオンの提案に乗るつもりはある。
[カークの言葉の奥に含まれる意図>>214は察せずに、
可能性の示唆>>228を受けて、それに同意すると同時に
ダーフィトはフィオンに向けて尋ね事を一つ。]