― 炭焼き小屋 ―
[手綱はリーゼロッテへと渡り>>225、私はトルメンタの方へと近付く]
あぁ、よろしく頼む。
後からジーク殿達も追いつくかもしれない。
合流出来たなら共に戻って来ると良い。
くれぐれも、気を付けて。
[敵も偵察のようだったから、大々的に仕掛けては来ないとは思うが、用心に越したことはない。
リーゼロッテへと声をかけて、私はトルメンタへと手を伸ばした]
乗せてもらうぞ。
[言いながら、竜の首筋を軽く撫でる。
それからキアラの手を借りてトルメンタの背へ。
キアラの説得もあったかもしれないが、存外すんなりと乗れた。
もしかするとトルメンタには気付かれているのかもしれないが、それは私の与り知らぬこと]