[ぐ。毒もちなのは知れてたが、唾液まで強毒か。
身体の内側からあっと云う間に生命を蝕む毒素を、回復魔法をつぶさに口ずさむ事で和らげようと試みる]
ふん、毒をかけた程度で、大地の守護者は倒れんぞ。
常に最前にあり、あらゆる敵の障壁となる。
大地の真髄、それが守護者の伝え。
あの馬鹿に気を向ける暇など、欠片もあたえてはやらん!
[大地の魔力が、障壁の盾をつくり、命の力を回復させる。
それは例えるなら、壁だ。
より硬く、堅牢に、そして何度傷ついてもその度に立ち上がり復活する、壊れない壁。
逆に壁を壊すまでは出来ない、途上の力ではあるが]