人狼物語−薔薇の下国

389 ルー・ガルー戦記 8 〜海峡攻防戦〜


ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

― リオレ島拠点内 ―

[顔を覆った指の間から雫が零れ落ちる。
何も言わず、額に寄せられる肩口や背を叩く動き>>170
ただ黙ってそうしてくれるのが何よりもありがたかった]

[もう会えない。
もう話せない。
離れていても傍に在るように思っていた者の喪失。
胸に刺さった大きな棘は喪失感を広げんとする。
けれど、遺された言葉が、掛けられた言葉が、優しく棘を包み込んだ]

(230) 2015/11/13(Fri) 18:59:33

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